Cureless

音楽と旅と

【雑記】お誕生日おめでとうございます

 今年に入ってからちゃんと更新してないな、と思い出したので、まとまらないだろうけれど書いてみようかなと思いまして。さっきodd fiveのライブに行ったよ記事を書いていたので、こちらも書き上げます。

 最初に聴いた時はELLEGARDENの楽曲で、「元気だなー」って感覚でした。歌詞を聞き取れていないのもあったんでしょうな。次に聴いた時は「なんでこんなにつらい感情を歌詞にするんだろう」、だったから、歌詞も把握したんだろうと思います。好きですよ、とても。知人は”彼の歌詞がつらいのは、他者のせいでなく全てが自分の所為だって部分なんだと思う”と言っていて、それも分かるんですけど、自分には勝手な共鳴があったんですよね。君が見たらきっと世界は美しいんでしょ、みたいな感情を何度も抱いたことがあるから。よくある話で、音楽と言葉に勝手に同調して、でもそれがとてつもなく大切な音楽の聴取体験になったんですね。風の日やジターバグなんかは、今でも「よし、頑張ろう」って気になります。

 ステージで背中を向けられてしまったことも、the HIATUS初期の危うさも全て越えて、現在楽しそうにステージに立って歌っている姿に、とても勇気付けられます。Insomniaは当時の聴こえ方と、今の聴こえ方がだいぶ違っていて。私自身も音楽に癒され、また救われることもあるのだろうと思えたこともあります。あんなに笑顔になってあの曲を聴ける日が来るとは思わなかった。the HIATUSの曲の中でも、とても好きな曲です。

 アルバムのKeeper~ではSomething Ever Afterが好きで(このアルバムが個人的に至高なのもあるんですけども)、2014年の春夏は毎日起きて最初にすることが、この曲を再生することでした。起き抜けのぼんやりとした頭に流れ込む、優しい声とメロディ。過去のそういった体験を思い返す、その時間がたまらなく愛しい。懐古するだけではなくて、思い出してまた前を向く、というか。あんな時期もあったね、でも今の自分も嫌いじゃないな、って。なんだか感傷的だなぁ。

 そしてMONOEYESは本当に楽しそうですよね。2F席でのんびり見られたらいいなとは思うものの、チケット取れないですね。

 

 私はずっとずっと同じものを聴き続けることもあれば、新しい音に飛びつくこともあって。自分の中での真新しさが新鮮で楽しい時もあるし。けれど、変わらないものは変わらずに自分の中の不動の位置に在る、といいますか。ふらっふらと色々なバンドや音楽を聴くけれど。NirvanaRadioheadL’Arc-en-CielDIR EN GREYART-SCHOOLにも言えるんですけどね。自分を築き上げてきた音楽は多分そうなのだろうなって思います。年齢とともにそれらが増えるのは仕方ないですもう。その分だけ過ごした時間と思い出もありますし、特に音楽って記憶と密接に繋がるから、時々要らんことまで思い出して苦しくなったりもしますけれど。それも自分を形成しているんだな、と考えれば、多少は和らぎます。

 ほら、まとまらない。そんな意味不明な文章ですが、お誕生日を迎えた細美武士氏に寄せて。大好きです。